イチモチ釣り

2013年01月23日

イチモチは、ずんぐりとしたからだつきで、白い銀色をしています。
うろこがはがれやすく、三角形の尾びれをしています。


関東では「イチモチ」と呼ばれますが、中部から関西にかけては「グチ」という名前で知られています。
また、四国の松山では「ニベ」と呼ばれることもあります。
イチモチは、ニベ科ではありますが、ニベとは違い、ニベよりも小さめで、からだの色も少し異なります。

イチモチも、ニベも釣り上げてから「グウグウ」と騒ぎ、音を立てます。


イチモチは、大きなからだをしているわりには、非常に臆病で、あまり泳ぎが得意な魚ではないことから、昼間は砂やどろが混じっている深い海にじっとしています。
浅いところにあがってくるのは、夜か、海がにごっているときです。
夜になると、群れをつくって海岸近くにえさを食べにきます。
また、日中でも、海がにごっているときには、小さな群れで行動します。


イチモチは、寒いのが嫌いな魚で、夏の魚といえるでしょうが、地方によっては年中釣れます。
5〜6月の春の海と、10~11月の秋の海が、イチモチにとっては活発な時期のようです。
この時期の海釣りでは、是非、狙ってみてはどうでしょう。

6~7月の梅雨時には、子持ちの、「美形(形の良いもの)」が釣れます。
この時期は数も多く狙える、旬といえます。

暑過ぎる季節も苦手なのか、8月はお休みです。

9月になるとまた、数が出始めます。
イチモチ釣りは、静かな凪の日がよく、台風などで海が荒れているときはお休みです。

台風の季節が過ぎ、11月ごろまでは、大型のものを狙えます。





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Posted by kumipon at 14:28 │ 釣り